あの駅この駅 絵日記販売情報


 克己絵日記の原著者である橋本克己画伯は、天気がよい火曜日には、東武伊勢崎線の草加から高野台までの間のどこかの駅で、自分の本を販売しています。著者がその場で表紙の裏に、サインし、イラストを描いて、1冊1000円です。ただ画伯は、聾唖のうえに弱視なので、お客さんが来ても、わからないことがよくあります。軽く肩を叩いたりしていただけるとわかります。(このごろは、介助者がそばにいることもありますが、できる限り画伯本人にアプローチして下さると喜びます。)


越谷駅東口(11月14日)

 2000年の販売はこの日で終わっています。画伯は、ジャンパーの下はトレーナーかTシャツ1枚しか着ませんので、冬の吹きさらしの駅頭は苦手です。暖かくなったら再開されるでしょう。
 そばに立っているのは、白倉清美さんです。越谷市の生活ホームと春日部市の生家と、二つの家で暮らし、平日昼間は地域デイケア施設「パタパタ」を拠点に、地域のあちこちに出かけ、店番、パン作り、陶芸、事務所電話番など忙しく動いています。
 この日の本の売上はゼロでした。

千間台駅東口(11月7日)
 千間台駅の西口には月刊わらじの編集作業等でよく降りる画伯ですが、東口には販売のとき以外降りません。
 どうしても越谷駅、新越谷駅で販売することが多くなってしまうので、今日は駅を変えましたが、今日のように雨だとできる駅が限られてしまいます。ここは橋上駅で、エスカレーターで上がったところに改札があり、それを入ったところにトイレがあり、車椅子のまま入れます。そのほかに東口の広場のわきに公衆トイレがあり、車椅子のまま入れるので、画伯は雨にちょっと濡れながらそこを使いました。
 右にいて紙袋から本を出して並べているのは、販売の際の介助者をしている幡本くんです。彼の自宅はこの近くです。
 今日の本の売上は1冊でした。