小さな新聞4月号(月刊わらじ連載)


「分け隔てられることなく共に学び育つ」
越谷市新障害者計画に明記

 越谷市障害者計画策定懇話会が3月30日終了した。当初4回の予定が6回に延長。計画期間は2011年まで。
 特徴的なのは以下。まず基本理念のなかに「障害のある人もない人も分け隔てられることなく、ともに育ち、ともに働き、ともに暮らすことのできる地域社会をつくることをめざす」とあること。
 教育分野の主要施策に「共に学ぶ教育の推進」として、「障害のある子どもと障害のない子どもが、分け隔てられることなくともに学び育つことができるように、多様な支援方法を検討して障害のある子どもの地域の通常学級での支援を進める」と明記されたこと。また、「相談の充実」の施策として、「地域の通常の学級でともに育ち、共に学ぶうえでのさまざまな課題の解消や支援体制の確立のための相談活動を充実する。」と明記された。
 さらに、「障害者就労支援センター」の設置が決められている。
 「これらの施策がきちんとなされていくように見守りたい」と、公募委員の友野由紀恵さん。


卒業を祝う会開く

 「卒業を祝う会」が4月4日「どの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会」主催で行われた。羽生実業高の六澤利章さん、所沢東高校の安部弥生さん、東京工学院専門学校の門坂豊さんら。
 わらじの会元V365の仮屋崎健さんも獅子舞でお祝い。
 六澤さん(岩槻市)は、来年農業大学校入学が決っており現在農業実習中。


「みなし」一斉申請

 ケアシステムわら細工は、3月19日越谷市・春日部市に対して、ケアスタッフの「みなし資格」の一斉申請を行った。越谷市86人、春日部市111人。
 3月31日それぞれの市が県に提出した。