『月刊わらじ』2006年12月号表紙

 NPO法人障害者の職場参加を考える会として、初めて「こしがや産業フェスタ2006」に参加し、12.10共に働く街を創るつどいのチラシを来場者に配るとともに、出店している事業者等にチラシをもって挨拶回りを行った。もはや障害者の自立や雇用に理解を求める時期は過ぎ去った。そして、日本にしかないという「福祉的就労」の焼き直しに過ぎない障害者自立支援法の就労ナントカ事業も問題外。いまはどうしたら障害の重い軽いにかかわらず一緒につきあいながら暮らしや仕事を組み立ててゆけるか、具体的な試みに着手するとき。だから「考える会」は、越谷市商工会と越谷法人会の会員にもなった。今年は法人会のブースの端をお借りしてPR。来年は予めブース確保が目標。商店街活性化や地場産業振興策等と連動して、これまで福祉の対象とされてきた人々のアルバイトや実習等を含む地域職場への参加をきりひらいてゆけないか。日々の営みぬきに社会は変わらないのだから。