『月刊わらじ』2007年2月号表紙

 埼玉県庁の新年風景と申しますと、これ、県庁内福祉の店「かっぽ」のかっぽ神社(中央)でございます。たまたま神社が知事室の付近を超低速移動中、会見か何かが終わったらしく、上田知事(左)が記者たちと出て来られました。かっぽトップセールスレディのYさんがすぐ「引いて、引いて」と声をかけ、神社も知事の前に移動。笑顔でおみくじを引いた知事、開けて見て「うーん…」。「何事も耐え忍べか」と読み上げて、苦笑い。傍らの職員に、「耐え忍んでがんばらなきゃね」。 その後2月9日、新年度予算の会見で知事、「医療、福祉、公債費の増加、教職員の大量退職で厳しい予算になった。大幅な税収増を生かし、機動的な予算が組めなかったのが残念」。県幹部も「国の三位一体改革は、裁量の余地のない(義務的経費の)税源移譲。地方分権を推進する趣旨と反する、迷惑なものばかり」と報道されていました。(東京新聞)