『月刊わらじ』2008年3月号表紙

 追悼、山野内時雄さん(左の写真の車椅子使用者・享年68歳)、丸山一郎さん(右の写真・享年65歳)。山野内さんは、建設工事中のくらしセンター・べしみを、車椅子で散歩の折に見て、立ち寄られ、開所時からの通所者となり、その後2階の生活ホーム・もんてんの入居者に。写真を見ればわかるように、自分と同年輩ぐらいの、定年を迎えた父ちゃんたちの介助を受けながら、父ちゃんパワーの絆的存在にもなっていました。ところで、このべしみ、もんてんは、丸山さんがかって全国社会福祉協議会の障害福祉部長をなさっておられた時に、わらじの会メンバーが訪問し、氏のアドバイスを得て立ち上げたもの。その後、丸山さんは、埼玉県立大学の開設準備から開校後の初代社会福祉学科長として、べしみ・もんてんのご近所に活動の場を移され、同大学の教職員・学生のみなさんとわらじの会の縁結びの神になって下さいました。このお二方が、奇しくも同じ3月3日未明、お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。