『月刊わらじ』2011年02月号表紙

2011年02月号表紙

 やなかのかいかん散歩する寛一、お宮の二人連…というわけで、今年も何でもありの ぶあく・パタパタ共催「着物市」が、2月5日にぎにぎしく、かつあでやかに行われた。会場の谷中小記念館は、越谷防災避難体験の代表を務める樋上さんや生活ホームオエヴィス入居者の会沢さんなど、わらじの会の障害者たちの母校の体育館を保存した建物。谷中小は、パタパタ通所者の江橋さんが、校門前で小学生たちと遊び、じゃんけんおじさんと愛称を贈られた記念の地でもある。若い娘の礼装は振袖と相場が決まっているが、はるか昔、男性も含めて、衣服の袖は重要なコミュニケーション・ツールでもあった。異性に向かって、好きならば左右に、嫌いならば前後に振る。しばらく前に、国道を併走する2台の車の窓越しに、聾唖の青年たちが手話で冗談を言い合っているのを見たことがあるが、昔は誰もが音声言語だけに限らない豊かな表現をしあっていたのだなあとあらためて思う。袖すりあうも他生の縁。ぶあくでは、年度替わりに合わせて、一人暮らしグッズのリサイクル市なども企画中とか。あなたも袖すり合ってみませんか。