わが月刊わらじ・巽優子編集長が学会デビュー。写真の手前、右から二人目が編集長。その右はぶあくの津崎さん、左は沼田さん。日本ボランティア学会2012年度北浦和大会の二日目。分科会2 グループトーク「3・11の分断を越えて―つくる、食べる、つながる」に登壇した。冒頭、東北宮城の角田で牛を飼い米をつくる堀米さんから、日本の農作物は高いとか汚染区域で作物を作り続けるのは殺人行為だと言われれば返す言葉がない、しかし農家はどんな小さな土地でも耕し作物を作って干ばつに耐え社会を支えてきた、作り続けることが生きること」とのメッセージが発せられた。その重い言葉を受け止めながら、角田の米や三陸水産の海産物を都市住民に届けているぶあくの状況を津崎さんが述べた。グループトークのコーディネーターで学会運営委員の楠原さんが、前もってぶあくを訪問して撮影した写真を会場に回し、印象を伝えてくれた。編集長は、ぶあく店番のほか地域の他の人々と共に働き共に暮らす多彩で多忙な自らの週間スケジュールを沼田さんとの問答形式で淡々と語った。月刊わらじ編集長であることを明きらかにしたとき、会場から「今日は月刊わらじ持って来なかったんですか?」との鋭いツッコミが入ったが、毅然として受け流した。さすが、カナダでのピープルファースト世界会議をはじめ国内外で活躍してきたキャリア? |