『月刊わらじ』2020年02月号表紙

2020年02月号表紙

 1月も恒例のくらしセンターべしみでの地域交流もちつき大会の大盛況のようすや、こじんまりだけど福祉の枠の外での生活クラブ生協越谷生活館「めぞんまつり」の一角でのミニわらじ市、さらにはかがし座前の駐車スペースで繰り広げられたわらじ市などいろいろあった。そんな中で、わらじの会主催ではないけれど、やはりわらじの会でなければありえないかもという小さな「当事者活動」をご報告。「1月生まれのお誕生会」!
 保育所とか施設などで毎月の誕生会をまとめて行うパターンはよくあるが、これはわらじの会の中でも介助を入れて一人暮らしの草分けである野島久美子さんが、長年介助に関わってきたおばさん達の中に自分と同じ1月生まれがけっこういることから10年位前一緒に立ち上げた。1月生まれという共通項ならば、学生や男性も該当するし、一緒にやれば「祝われる人」、「祝う人」という区分も世代もこえて、さまざまな人と人がいまここで生きて出会えていることをことほぐひとときとなる。写真は1月18日(土)、武里団地中央の「珈琲館」で開催された「1月生まれのお誕生会」。野島さんはこの時はうつの底に落ち込んでいたが、熊本から来た元1年間ボランティアの金子さんに会い顔がほころぶ。