白倉宅でのんびりおしゃべり会を終えて
就学前が3組5人、中1 が2組4人

 5 月のおしゃべり会は、春日部の白倉さん宅でやりました。ずっとお借りしてきた越谷市役所の職員組合事務所から会場を移したわけについては、先月号をお読みください。  白倉宅には、白倉さん親子がおもちゃ図書館の活動やご近所づきあいを通じて知り合ったO さん親子、Y さん、M さん親子が見えました。Y さんとM さんのお子さんは、どちらも4 才でこの四月から保育園に入り、みんなと一緒に育っています。O さんのお子さんは、2 才で小児医療センター等へ通っていますが、あと1 〜 2 年で幼稚園か保育園に入れるだろうか、どうしたら入れるのか、小さい子どもたちと親達の交流の場はどこにあるのかといった情報をみんなから聞いていました。  越谷から参加したH さんは、お子さんが小学校時代普通学級で過ごし、今年中学に上がるに際して悩んだ末特殊学級を選びました。入ってみて「特殊なところだ」と思ったそうです。普通の中学の中にあるのに孤立していて、そこから出て行かない、親も出してくださいと言わない… 。H さんが交流を希望したら、担任は「うまくいった例はありません」と。ずっと特殊学級にしがみついている気持ちはないけれど、せっかく入ったのでそこでいい方向を見出してゆければとH さん。  宇都宮からお父さんも仕事を休んで親子3 人で参加したT さんのお子さんは、やはり中1 で特殊学級。小学校は石川県ですごし、地域で一緒に育てたいと学校・教委とも交渉を重ね、介助を確保するため特殊学級籍にして全面交流していました。お父さんが単身赴任していた宇都宮に来たら、こんな重い子( 長い移動はバギー使用) は養護学校へというムードで、お父さんは強く責任を感じ、これからの自分と家族の生きかたの問題として、しっかり考えてゆくつもりと話していました。  今月のおしゃべり会は、子ども3 人を含む11 人の多世代交流の場となりました。