巡回おしゃべり会第3弾

白キャン版の報告

東部地区ツアー3回目、7月14日のおしゃべり会は、越谷市大袋のフリースペース「白いキャンバス」でやりました。同スペースは、地域で共に学ぶことを進めてきた親子が卒業後も地域で暮らし・働く事を探る拠点として、昨年発足したところです。このスペースにかかわる人たちも含め、当日はたくさんの人が集まりました。


Iさん(越谷):息子は小・中とも通常学級で育ち、今春定時制高校を受験したが、定員割れにもかかわらず不合格にされ、現在浪人中。高校に入ったとしても昼間の就労を考えてゆく必要がありここに通っているが、今日は休み。

Nさん(三郷):息子は私立の全寮制高校で学んでいる。2年生なので、卒業後の専門学校などを探している。情報をほしい。

Kさん(越谷):息子は来月45才。かって「高校までお預かりします」という私立を選んだが合わず、その後特学を経て定時制高校へ。昼間の時間のすごし方に困り思い切って就職の道へ。最初は4ケ月で合わずにやめたが、その後23年間勤続。しかし上司が替わりいじめられ、初めて自分の意志でやめた。いい会社に再就職でき、念願の家を建てた直後にリストラ。半年家にいていまの会社に。本人は今朝も「よかったよ、リストラにあって。いまの会社に行けて。」と言う。上司も「立派な社会人ですから、会社に任せてください。反社会的な問題さえなければうちでめんどうみます。」と言ってくれる。いまの家はゆくゆくはグループホームにできるように設計してある。

Sさん(春日部):娘は生活ホームで暮らし、いろいろな活動にかかわっている。

Iさん(越谷):わらじの会の1年間ボランティアです。

Tさん(春日部):1週間前に引っ越してきた。翌日から春日部市教委と交渉している。知的障害とてんかん発作がある。運動はできるが持続は難しい。宇都宮では特殊学級だったが、猛勉強させる方針で、進捗が見えない子は別のところへと勧められた。春日部市教委は「武里中学校の特殊へどうか」と言い、「普通学級の場合は親が全面介助を」と言っている。

Mさん(春日部):息子は4才。ダウン症。保育園に行っている。

T3さん(越谷):娘は越谷養護小学部1年生。

Sさん(越谷):息子は小4普通学級。以前、担任が特殊学級へ行ったらどうかと勧め、1週間毎日ケータイで学校に呼び出されたことがある。市教委との交渉に参加した後、いまは「遠足だから付き添ってくれませんか」と言われても、「行けません」で通っている。

T4さん(越谷):個人面談で「授業中寝てるんですけど、寝かしといていいんでしょうか?」と言われ、「声をかけていただければ」と答えたら「ほかにもわからない子がいるんで、お宅のお子さんばかり見れません。」と言われた。いじめられているという話をしたら「クラス全員の子に聞いたら、ほとんどの子がバカにしています。」と言う。「子ども達に話をしていただけませんか」と頼むと、「障害があることを言わないと説明できません。」と言われた。「ちがいがある」と言われたら本人がショックを受けるので避けてほしい。」と言ったのだが。

T母(春日部):教委との話し合いまっさいちゅう。できるだけ付き添いなしでみんなと一緒に学ばせたい。でも一日も早く学校生活を。

Rさん(岩槻):息子は羽生実業3年生。進路として県の農業大学校もいいかなと。本人は就職もいいかなと言っている。

Mさん(越谷):娘は中3。越谷西養護の重複クラス。通園施設を経て小学校は普通学級で楽しい6年間。体力が続かないのと家族内の反対で養護へ。マンツーマンになり落差が激しく、初めは表情が厳しくやめさせようかと思ったが、いまは落ち着いている。

Hさん(越谷):小学校は普通学級で中学から特学へ。入ってみて、特学ってやはり孤立した世界だなあと、親ともども迷っている。

Oさんと母(越谷):吉川高定時制4年。24時間親子一緒ではと、多少なりとも離れる時間をと白キャンに来ている。あと半年しか高校がないのがすごく淋しい。

T5さん(春日部):4月からここで無給で働いている職員。早く給料ほしい。

M2さん(越谷):よろしく。

K2さん(越谷):子どもは越谷西養護。通園施設(あけぼの〜みのり)を経て養護へ。

Aさん(越谷):息子は15才になりました。越谷養護在学中。