TOKO新年号にアンケート葉書を添付しました。読者の皆さんの状況の変化や、TOKOホームページのアップに伴い、今後の送付をどうするかのおうかがいを兼ねました。返信されたアンケート回答の中で、近況にふれられた部分を、匿名・順不同で一挙掲載いたします。
○小学校6年(通級指導室)
先日、春日部市教育委員会との話し合いに参加させて頂きありがとうございました。大変、勉強になりました。親の思いをわかってもらうという事がいかに難しいかよくわかり、我が子の為にどうしたらよいのかよく考えていかなければと強く思いました。○息子は進行性筋ジストロフィー(デュシャンヌ型)でした
去年1/18気管切開の手術をし、夜間のみ人工呼吸器使用の状態で退院しました。その後皆野高校を卒業し、深谷商業高校−情報システム専攻科に入学。1学期間きちんと通い楽しい学校生活を送ることができました。そして8/14に永眠いたしました。18才10ヶ月という短い人生ではありましたが、障害者を感じさせない明るさとがんばりで生きぬいてくれました。親として大変嬉しく、ほこりに思います。子供の意志を貫いて普通学校で勉強できたことに感謝しています。専攻科には障害を持った生徒がまだ3人居ります。エレベーターも設置され、12/8より稼動しています。息子の分まで活躍されることを願っています。ありがとうございました。○中学校
・ 授業中に声を出したり、授業に参加できないこと ・介助者をめぐるトラブル ・他の生徒との関係 ・勤務時間等の問題地域でやっている会もマンネリ化してこれからどういう活動をするか迷っています。地域外の人との交流も必要と考えていますが。○小学校 特殊学級3年生
今のところ、特学の先生方は子供の特性・状況をよく理解し、個々に合わせて指導していただいており、又、交流学級や他の学年の子供達、登校班など交流の場も比較的あり声をかけてもらう機会も多く、私としては満足しています。子供も波はあるものの、大概楽しく通学しています。できる仕事、勉強も少しずつふえました。今迄情報をいただきありがとうございました。特に小学校就学の際に、いろいろと考えるきっかけを頂き、感謝しております。養護でない経験も貴重だと今では思います。どうしても普通学級というより、子供が充実した時間を過ごせる場で、できることをして自信をつけたり、本人も努力や達成する喜びを感じてほしいと思います。自閉傾向が強いので、子供に無理を強いるとこだわりや自傷行為が強くなる傾向があるので、特学、養護であっても子供を受け入れてくれる所があるのはうれしいことと思ってしまうのですが…。○小学校(普通学級1 年生)
ダウン症ですが、就学指導に相談していればそのまま特学であったと思いますが、子の権利代行者として普通学級を選択しました。(教委へ要望書提出) 今までよい情報提供して下さっています。今後もよろしくお願いします。○肢体養護 中1
・ 少しずつ回復(意識面) ・居住地校交流の充実が課題 ・早くも卒後が気になってきました。 いつも参考になります。○小学校6 年
今春より中学校への特学へ通学する事に決めました。新しい環境に慣れるまで落ち着くまで不安です。休日で近くでおしゃべり会を開いて下さると私か主人がお話を聞けると思います。○製造業の会社
製造業の会社に12年間勤めましたが、今月、会社から、娘の体不調のため1 ヶ月休むように言われて、今会社を休んで家にいます。12年間のストレスが吹き出てきて、少しゆっくり休んで欲しい。会社は退職になると思う。でも12年間ほとんど無遅刻、無欠席でよくがんばったとほめてやりたい。これからのことは、少しゆっくりしてから考えたい。週1 回の外出の会はがんばりたい。楽しみにしている。誰でも参加できるイベント情報これからいろいろ参考にして行きたい。○小学校 情緒障害児学級(学区外)1 年
息子自身は学校生活にも慣れ課題にも前向きに取り組む姿が見られるようになる。担任が息子の状況に合った対応ができない。通級が週に2 回しか出来ない。異食多動などひどくなっているので、転校(学区の特殊学級 徒歩5分)出来ないか迷っている。 TOKOは、教育委員会との話し合いの確認を行っている所や就学指導の見直しを提案している記事は大変興味があり、参考になった。今後のためにもくわしく経過を知りたい。 子供の送迎をしているので、今まで参加に二の足を踏んでいたが、今回のように中身の濃い会であれば、次回は是非参加してみたい。○中学校3年
今週から肢体養護高等部へ。どんな世界かドキドキ!ワクワク! TOKOは、「まっいっか!」となりつつある私にいい刺激になっています。 おしゃべり会は、休日、夜、午後、いろいろあっていただけるとありがたいなあ。 今年もヨロシク!お願いします。いつ遊びに来てくれるんですか?アハ。○地域デイケア施設に通所
集まりに参加しなくても(出来なくても)皆様の様子が伝わり、助かります。○保育園(下の子)小学校(上の子)
・ 下の子(女)は、やはり言葉が赤ちゃんぽいです
・ 上の子(男)は、小1 ですがきめられた事柄や時間を守っていく学校の生活や先生の話を話をよく聞くことができない状態です。普通学級の中では〔コンクールや競技で賞をとり、名誉を得た子が大事にされる=ゆとり教育の実績〕になっています。○中学校1 年
サポーターの先生が付いていますが、クラスの一員としてあつかわれているようで喜んで学校へ行っています。班長として発表したりしているようです。 岩槻でのおしゃべり会、近いので行こうと思ったら病院の予約が入っていました。残念。○小学校6 年(普通学級)
いよいよ今年の4 月から中学生になります。不安な事ばかりで毎日心配していますが、大先輩である門坂さんのお話を聞いたりこれからもKさんにいろいろ教えていただきながらやっていこうと思うようになりました。 毎月大変参考になる記事ばかりで会報が届くのを楽しみにしております。 できましたら○○で中学校のお子さんをおもちの方とおしゃべり会を休日にやっていただけたらと思います。 会報を読むだけになっていますが、これからもみなさんから沢山のことを教えていただきたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。○小学5 年生
初めてクラスの女の子8 人と住所を交換して年賀状のやり取りをしました。こういう風に人との関わりがもてるようになることを期待もしていながったし、想像もできませんでしたから、驚きで一杯です。TOKOにおしゃべり会の様子が詳細に書いてあるので小さいお子さんを持つ親の話に、私も前は同じことを考えていたなあと思うことが度々あります。 現在、母が入院中のため、おしゃべり会に出席できない状況です。この先、母を引き取り介護生活に突入の見込みです。 埼玉県知事が変わった事で、この先どうなるのかと気になります。区別されることが差別へとつながらないよう願っています。○小学校3年 複式
2年の時から1人で下校できるようになり最近になって、朝も通学班の子たちと一緒に登校するようにもなりました。“継続は力”でやっと自分の名前が書けるようになりました。 まだ先のことですが中学の進路、できれば地元の複式に…。 しかし毎年“教育”から養護判定を受けている。 いろんな人の体験を聞いたり、情報が知ることができるので参考になります。○地域デイケア施設通所
今年もよろしくお願い致します。今年こそ高校に合格してもらいたいと思います。個人的にはヘルパーの仕事を始めました。少しおおげさですが「新たなチャレンジ」です。そんな個人的な事情もあって今月号のP2「介護の社会化」がもたらす「寂しさ」とはを興味深く読みました。○中学校1 年
お陰さまで、中学校は送り迎えのみで小学校の大変さがうそのようです。本人は大変なのでしょうが、この1 年で精神力や判断力はついたようです。 毎号しっかりすみからすみまで読んで勉強させていただいております。○私立高校2年
4 月から高3 なので卒業後の進路が心配。 TOKOを通して、いろいろな人の考え方が少しわかる。 おしゃべり会を休日にやってもらえると父親がいけるのでよい。○幼稚園
4月から小学校入学(条件付きで)○小学校3年生(普通学級) 学童も行ってます。
3年目になると、本人もまわりも成長して、学校も慣れて来たのか? あまりトラブル無く過ぎています。ただ、理解者が増えて来るのも(?)出来ない事を先回りしてやってしまう事も多々有り、それも悩みです。でも、毎日元気に登校してますので、少し様子を見ています…。TOKOに就学猶予の事が書いてあったのですが、それは普通学級に入学させるよりも大変なエネルギーを使う事を考えて欲しいです。本来就学させるべき子供を、就学させないのですから、教委からの説得は大変なものです。そして、一年遅れで就学させた事を、本人、そして、回りの子供に、どのように説明できるのか? 簡単に考えている人は、今一度、考えてください。私は娘に就学猶予を受けさせましたが、それが本人にとって一番良い選択だと自信を持って教委と話しあいました。本当に大変でした。特学がイヤで就学猶予との考えは私には納得できません。一年遅らせた方が本当に子供の為だと思わない選択は間違っていると思います。<猶予を考えている人達へ>おしゃべり会に参加してみたいのですが、いつも何かと重なって行けません。今度こそは参加したいです。○養護学校専攻科1年(他県)
卒業まであと1年。親元を離れての生活で得たものは、とても大きなものです。…が、卒業後の進路(現実的な職場探し)は親が捜さなくてはなりません。会報でいつも勉強させていただいています。いろいろとやりたいことが多くても、自分ひとりでは出来ず、今までの活動に「行き詰まり?!」を感じていましたが、このたびAさんたちと一緒に活動できる(する)こととなり、目の前が明るくなりました。今後もご指導よろしくお願いします。○幼稚園年長
この春就学予定。小学校長の言動に不信感が強まり、このまま学校生活に入るのが不安。これから話し合いをしたいと考えています。「TOKO」は、いろいろな年齢の方、状況もさまざまな人たちがいて、たくさんの情報が得られてよかったです。11月のおしゃべり会にはじめて参加し、たいへん参考になりました。近くでやってほしいとは思うものの、人数が少ないので、当面時間と日にちがあえば、こちらから出向きます。○中学校 特殊学級1年
子どもは元気に毎日学校へ行っています。TOKOは、おしゃべり会の内容やいろいろな情報が読めていい。おしゃべり会はなかなか予定があわないので行けませんが、また都合付くときにでも顔を出します。ごぶさたばかりですが、今後ともよろしくお願いします。○小学校3年生 普通学級 学童も行ってます
3 年目になると、本人もまわりも成長して、学校も慣れてきたのか?あまりトラブルもなく、過ぎています。ただ理解者が増えてくるのも(?)出来ないことを先回りしてやってもらってしまうことも多々あり、それも悩みです。でも毎日元気に登校していますので、少し様子を見ています…。TOKOに就学猶予のことが書いてあったのですが、それは普通学級に入学させるよりも、大変なエネルギーを使うことを考えてほしいです。本来就学させるべき子どもを就学させないのですから、教委からの説得は大変なものです。そして、1 年遅れで就学させたことを、本人、そして周りの子どもに、どのように説明できるのか?簡単に考えている人は、今一度考えてください。私は娘に就学猶予を受けさせましたが、それが本人にとって一番いい選択だと自信を持って教委と話し合いました。本当に大変でした。特学が嫌で就学猶予との考えは、私は納得できません。一年遅らせたほうが本当に子どものためだと思わない選択は間違っていると思います。〈猶予を考えている人たちへ〉。おしゃべり会は参加してみたいのですが、いつも何かと重なって行けません。今度こそは参加したいです。