SK(春日部市):今日のように出席者が少なくても、おしゃべり会を続けていくことが大事だと思ってやっている。I(越谷市): この白いキャンバスは学校で他の子ども達と一緒に育ってきた障害のある子どもが、卒業後も社会の中で働いていきたいということでやっている。リストラされた後15年も家にいた人も一緒にやっている。
SE(越谷市): 彼が来るようになって、話していて、私が中学生のとき同じ学校の特学にいたことがわかった。
OK(越谷市) :OK です。
OI(越谷市): 彼女は今年の3月で定時制高校を卒業した。2年前から昼間は白いキャンバスに通いながら、夜は高校へ。今年は2月から「家庭研修」ということで、昼こちらに来るだけになっていた。卒業して本人も親も楽になった感じ。高校は1学年1クラスで、今年の卒業生は20 数人。この高校に入ってきて、知的な障害のある生徒が一緒にいることに驚く子が多い。それだけ一緒にいることを体験しないで来ている。協力してくれていた教員達が異動になり、学校の雰囲気が変わってきた。
SE(越谷市): ここにいるのが息子のST です。去年中学を卒業し、いま16才。白いキャンバスに来て、OK さんの世話を焼くのが好きになっている。時にはOK さんにとって迷惑かなと思うこともあるが。学校にいたときは、迷惑をかけたり、かけられたりして育ってきた。最近考えさせられる事件があった。ここの男同士2人で近くの公園に遊びに行くのだが、先日公園のあるマンションの管理人が「わいせつ行為をしていた!」と怒って来た。いろいろ言われることがどうも腑に落ちない。先入観で見られている感じ。学校から離れていて、久しぶりに世間の洗礼を受けた思いだが、みんなで考えてゆきたい。
N(越谷市): 知的な障害のある子が高校に入りたいと要望していることについて、今年高校生になったうちの子は「なんで?!」と、理解できない。でもその子が高校生活を楽しんでいるのを見て、やっぱりみんな高校に行きたいよなと私は思う。
SR(幸手市): がんばってまーす。
S (幸手市) :Rは会社をやめさせられてから、家事を一緒にがんばってます。毎週土曜日に歩く会をやっている。
SY(幸手市):外にいるときがほとんどで、いろんなことをやっています。
SK(春日部市): 娘は37歳。最近、自分の年齢と生年月日が出てこなくなった。カレンダーに書いて、やっと出てきた。いろんなことを忘れている。数字がわからない。この4 月からは自宅から徒歩5 分の作業所との往復。前からやっていた火曜日の黄色い部屋の電話番がいま唯一の仕事。
HS(春日部市): 越谷市の委託事業で生活支援センターの職員。そこの機関紙の取材で来た。
KH(越谷市): 生活支援センターの非常勤職員。上の子は高校を中退した後、しばらくして通信制に。この3 月やっと卒業。下の子は高校生。学校から帰ると朝まで家にいる。問題がなさすぎて世の中に出てから問題があるんじゃないかとも思うが、まあいいかと。
HK(越谷市): 日本青年奉仕協会の長期ボランティアとしてわらじの会に派遣されている。