わいわい盛況 野外おしゃべり会
60人が食べて 遊んで 語って

 夏休みがスタートして間もない7月25日(日)、春日部市内牧のアスレチック公園で、初めての「野外おしゃべり会」を開きました。  TOKOとCILわらじ総合協議会の共催で開いたこの集まりには、地域で共に学んでいる子ども達と親・兄弟姉妹、教員などのほか、養護学校等で分け隔てられて育って大人になり、孤立の中から街の人々と手を組みながらアパートでの生活や一般職場への参加を切りひらこうとしている障害者や介助にかかわっている人々が集まりました。
 バーベキューを作って食べたり、水遊びをしたりしながらの、楽しいひとときでした。そんな中でも、近所の友達と一緒の学校で学んでいる子どもの親達からは、教委の「本来は別の学校に行くことが望ましい子」という判定を背景として、介助は親がするのが当然といった雰囲気が強いことがこもごも語られました。大人になってから急に「共に生きよう」と言われても、本人も地域の人々もどう一緒にやれるのか不安になるのは当然。共に学ぶことをあたりまえにしてゆくために、大人の障害者や関係者が主催する8月30〜31日の「総合県交渉」にも参加して訴えてゆきませんかという話しも交わされていました。