12月26日(日) 「どうする社団?集会」 1 じ半〜 与野本町コミセン
よくわからないタイトルだと思う人も多いでしょう。「社団」とは社団法人・埼玉障害者自立生活協会のこと。
この法人は、県内の共に学ぶ活動や重い障害者も地域で生きようという取組み、そして共に働くことを進めようといったさまざまなグループ・個人が協力して12年前につくったもの。
時代が変わる中、分かれ道に立っています。
知的な障害のある人も一緒に活動しようという団体ゆえ、この集まりも初めての方もわかるようビデオ、寸劇、スライドなどをまじえて、活動のいまとこれからを考えあいます。会員か否かは問わず参加できます。
終わった後は、希望者で忘年交流会もあります。
問合せ:048-738-3535 (実はこのTel も黄色い部屋にあるんです)
12月29日(水) わらじの会納会 夜 かがし座048-734-9390
障害のある人もない人も、この街でゴチャゴチャと生きてゆこうよという「わらじの会」の1 年の納めの会です。
会費は500円。食べ物・飲み物持ち込み歓迎。堅苦しい儀式やプログラムはなし。
障害をサカナに、はたまた武器に、また無関係に、出会い・飲み・食べ・語り・黙り…居座る人あり、さっと来てさっと去る人あり。
さてさて、かんじんなことを忘れておりました。この納会、月刊わらじ新年号が出来上がって、郵便局に持って行ってからでないとスタートできないんです。
「おかく」なる分身を縦横に操り、ひまがあれば鏡文字による「写経」に明け暮れるわが巽優子編集長の采配の下、時間の雄ありの方は、朝から製本や発送準備作業(くらしセンター・べしみ)のお手伝いを。
1 月22日(土) セミナー「専門性ってなんだろう?」 1 じ半〜 輪っふる
先に述べた「社団」が主催する「ノーマライゼーション(生活と権利)研修セミナー」の一環。
輪っふるは埼京線北与野駅下車1 分の埼玉トヨペット本社内にある市民団体の運営するスペース(048-859-4130)。
「専門性」…特殊教育の専門性と言われるものは、障害のない子と分け、ちがう障害の子と分けた特殊空間においてのみ通用するイビツな知識・技術なんじゃないでしょうか。
重い障害者が街で生きてゆくときの介助は、もともと地域での出会いと付き合いの中で創りだされてきたのですが、そこに公費が支出されるに従い「資格」が要求され始めているのですが、その研修は特養の職員の知識・技術がベースにある偏見に満ちたものです。と言いつつも、地域で共に生きる中で、私たち自身、教員、職員、介助者、医療者など、多種の「専門家」とつきあう場面も増え、時には私たち自身が「専門家」の端くれに入れられてしまう状況も増しています。
そんな「専門性」を生活の中で解剖してみたいと思います。
現場報告は越谷市生活支援センターの平沢さん。講師は立教大学教授の赤塚さんと障害児を普通学校へ全国連絡会の千田さんです。
資料代は会員外で予約申込みの方は1200 円。当日は1300 円です。)連絡先:048-738-3535
1月29日(土) 「グランドデザイン」 拡大勉強会 10 じ〜 県立大研修棟3 階
厚労省のグランドデザインは来年早々法改正を行い、5年ぐらいかけて全面的に実現してゆこうとされる障害保健福祉大改造構想。
主な内容は、児童・成人や障害別にタテワリの制度を市町村中心に一元化し、また従来の閉ざされた施設を自立支援・社会貢献を軸に機能分化させ、障害者はケアマネージャーに相談してケアプランを立ててもらうか自分で立てて、それを市町村、さらに認定審査会が審査し支給決定を下す、利用に際しては応益負担をとる…というもの。
脱施設・就労支援の流れを進める意図はわかるが、学校も職場も競争・分離の基本が変わらぬまま福祉を変えようとしても、出て行けずたまるだけ。
その「たまり場」にいる重い障害者が、そこを足場にしながらどう地域に出て暮らし、職場で働くのかがカギ。厚労省担当者もお招きして討論の予定。定員100 人。資料代700円予定。
主催:NPO 法人・障害者の職場参加をすすめる会 問合せ:048-964-1819 または048-737-1489