分け隔てられることなく共に育ち学ぶために

 新学期が始まって2 ヶ月たちました。初めて就学したお子さん、進級したお子さんたちも、最初の緊張が解けて、少しずつ新しい環境になれたころでしょうか。
 障害を持ちながら地域の普通学級で学んでいたり、あるいは養護学校に通いながらも居住地交流などで近所の子どもたちと育ちあいたいと思っている、お子さんやそのご家族のみなさん、お互いの体験や悩みを一緒に語り合いませんか。当日は、「かつての子ども」で、大人になった障害者からも、学校時代や今の暮らしの話を聞く時間も設けております。ぜひおいで下さい。

日時: 2005 年6 月18 日(土)午後1 時半〜4 時
場所: 障害者福祉センター「こばと館」社会適応訓練室 越谷市越谷4−1−1 TEL/048−966-6633
主催: どの子も地域の公立高校へ・埼玉連絡会 みんな一緒に普通学級へ・埼玉連絡会
http:/tomonimanabu.hp.infoseek.jp/
E-mail:tomonimanabu@infoseek.jp
参加費 300 円(資料代として)
保育室あり。利用を希望される方はご一報を
連絡/問合せ先 竹迫:048−942-7543 山下:048−737-1489白倉:048-752-7351(夜間) 中山:090-2202−5271

 <どの子も地域の公立高校へ・埼玉連絡会 みんな一緒に普通学級へ・埼玉連絡会 の概要>
 「みんな一緒に普通学級へ・埼玉連絡会」と「どの子も地域の公立高校へ・埼玉連絡会」は、それぞれ代表が違いますが、現在の運営は同じスタッフが行っています。障害のある子どもと障害のない子どもが地域の公立学校で共に学べるよう、県内各地域で活動をしている団体や個人の方のネットワークの役割をしています。私たちは県内で賛同していただいている団体や個人の方たちと定期的に話し合いを持ち、障害のある子どもの就学・進学問題、通学など学校生活の問題などを考え、障害のある子どもたちの環境を改善するために埼玉県との交渉などもおこなっています。地域で活動をしている団体の方、障害のあるお子さんをおもちのお父さん、お母さんなど、どなたでも参加していただけます。
 「わけへだてられることなく共に育ち学ぶ」を原則として、本人と保護者の意思により普通学級、地域の公立高校への就学・進学を希望する場合は、その意思が尊重されるべきであることを基本的な考え方としています。
 また、盲・ろう・養護学校・障害児学級で学ぶ子どもたちも、本人と保護者の意思により、「わけへだてられることなく共に育ち学ぶ」ことが実現されるべきであると考えます。