平成17年8月30日(火)
県庁第3庁舎 4F 講堂
10:30〜12:00 | Y:住宅・まちづくり
11) ○福祉政策課 ○障害者福祉課(地域生活支援)
12) ○交通政策課 ○消防防災課 13) ○障害者福祉課(社会参加・スポーツ) |
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13:00〜14:10 | X:保健医療
10) ○こども安全課 ○障害者福祉課(精神福祉) |
14:10〜14:20 | 休 憩 |
14:20〜16:00 | V:ともに学ぶ教育
7) ○教育局(高校教育指導課、特別支援教育課、義務教育指導課) |
平成17年8月31日(水)
県庁第3庁舎 4F 講堂
10:30〜12:00 | W:就労・社会参加
8) ○障害者福祉課(施設支援)
9) ○人事課 ○障害者福祉課(地域生活支援) |
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13:00〜14:20 | U:地域生活支援
3) ○障害者福祉課(地域生活支援) 4) ○障害者福祉課(地域生活支援) 5) ○障害者福祉課(地域生活支援) 6) ○障害者福祉課(地域生活支援) |
14:20〜14:30 | 休 憩 |
14:30〜16:00 | T:理念と権利
1) ○福祉政策課 ○障害者福祉課(計画・団体)
2) ○長寿社会政策課 |
養護学校の深刻な教室不足を受け、ニ十八曰の教育委員会は知的障害者を対象にした高等養護学校(二○○七年度開校)の計画を審議した。同校は軽度の知的障害者を対象とし、農業やビルメンテナンスなど職業教育を重視。「就労率百パーセント」を最大の目玉としている。委員会で一委員は同校のアイデアを絶賛。「社会に出て役立つ子どもにならないと駄目。国語や算数も重要だが、生徒に技術を持たせられる大胆な課程を組まないと」と意見を述べた。
これに対し、教育委員会を傍聴していた女性講師(五七)は「『役に立つ子』というのは大人や企業が求める子ども像を連想させる。もっと子どもの姿が見える論議を」と感想を語った。
障害を持つ生徒の就職は厳しい。家族は子どもの将来のことを考えると眠れなくなると聞く。就職し、障害ある生徒を自立させる重要性は誰もが認めるところ。だが、十六〜十八歳の生徒が青春を過ごす場所としてふさわしいのかも大事な問題。就労率ばかりに集中すると、そのうち学校が工場のようになるのではと少し心配になった。(小出菜津子) (埼玉新聞7月29日)
埼玉新聞の記者の直感はその通り。ただ、そもそも養護学校は他の生徒達が「青春を過ごす場所」から切り離された世界。25年前の養護学校義務化は、県立高校の増設運動とワンセットで進められました。いっぽうでは就学指導委員会を作って障害児狩りをやり、中学の特殊学級から地域に就労していた子ども達を高等部に集め、他方ではベッドタウン化や工業団地造成に合わせて、高校を増設し、子ども達の進路を操作しようとしてきたのでした。高等養護学校は、そんな矛盾の上塗り。(山下) |