介助員は誰の要望?関心をもったこと:「特別支援教育員」を小中学校に配置するとの事について、誰の要望で「介助員」を付けるのか気になります。また「介助員」は一年通して同じ人なのか、何人かが交代でするのか、「介助員」の資格や募集方法をどうするのか、それによって教員との関係、立場はどうなるのか等、いろいろ気になります。
就学指導に関して:入学前に5回くらい教育委員会に行ったと思います。特殊学級もいくつか見学しました。それによって私なりに考えがまとまり、子育ての方針も見えたので良かったです。
付き添いと介助員について:担任の先生によって、子供に対する対応は全然違っていました。小学1年生のときは「学校での事はすべて任せてください」といわれ、呼び出しを受けたことは無かったが、2年生になったら毎日来るように言われ、一時期付き添いました。その後、担任が変わったので付き添いはなくなりましたが、担任の性格や考え方によって親は振り回されると感じました。
TOKOについて:義母の介護のためおしゃべり会等参加できませんが、障害のある子が普通学級に通っている情報を目にすると嬉しく思います。
中学卒業後:高校進学します。
情報・連絡・交流:障害のある本人が情報発信してゆくことが、これからは大切になってくると思います。親同士もいろいろ情報交換できたらいいとは思います。
近況:中学に入学し現在中2です。学校長、担任に恵れ、とても幸せです。
(私立中学校2年生の母)
「早くしかるべき所へ」と言われて
生活支援、住宅、所得、介助:きっと今のままでは、学校卒業後は家と作業所や施設の往復なのかな?間近にならないと必要なものは何かも分からない。先輩たちのお話を聞き、シュミレーションしてみたいと思う。
就学指導に関して:発達検査の認知レベルで勝手に養護・特学と決められる。地域の普通学級になんて言おうものなら何バカなこと言っているの?あなたはまわりを啓発するために自分の子に無駄な時間を過ごさせるのか?と返ってきた。ぎりぎりまで自分の意思なんて言えなかった。指導されるままにニコニコ聞いてるしかなかった。信念を持っていなければ流されるまま。
付き添いと介助員について:付き添いは大変だけど、お互いの状況を理解しあうには必要だったかもしれないと思いました。入学前の状況を学校側は何も把握していない。補助教員はこの子はここにいるべきじゃないとか、この子にあった環境の整った場所へ行くべき等の考えを押し付けるのではなく、今この子に何が必要なのか全身で受け止め考えてほしい。
中学卒業後:まだ先のことなのではっきり考えがまとまらないが、養護学校の高等部なのかな?
情報・連絡・交流:そういう機会が無ければ孤立してしまうし、できた制度や法律に従うだけ。本当に必要なこと、困っていることを声を上げて訴えることもできない。大いに交流の場を増やすべき。
近況:クラスのお友達と一緒に遊んでいる姿を見たとき。ほかのクラスのお友達まで補助教員が自分のクラスに来て、Aについていないのを見て、誰がA君の面倒見るの?と心配してくれたこと。毎朝学校お休み、いやなのと泣かれること。学校側の都合で補助教員がいる日でも、病欠の先生がいるとそちらにまわされ、補助がある日が安定していない。そのため、本人も不安定になり少し荒れるとストレスだ、無理をしている、早くしかるべきところへと言われる。普通学級の中で安定して安心して楽しめる居場所を見つけるのは大変なこと。二年、三年と時間をかけてまわりも理解してもらわないと。特学ほどきっちりわかれた教室ではなくて、支援教室として算数、国語の時間はこちらで勉強するようなものがあるといいのかなと思う。
(市立小学校通常学級1年生の母)
へそ曲がりに生きる
生活支援、住宅、所得、介助:まだそこまで辿りついていません。歩くのが遅いのでしょう。いずれ行く道、もしかしたら辿りつく前に行き倒れかな。
関心をもったこと:「しかし、今市町村独自の「介助員」、「支援員」も時にはその子をクラスメートから囲い込んでしまうといった問題もあり、ともに育つための支援制度にしなければ意味がありません。インクルーシブ」という言葉を用いてさらに分けることを拡大するおそれも。」という部分。
就学指導に関して:普通学級への入学を希望し、呼び出されての話し合いよりはと、就学相談をこちらから教育委員会へ申し込み話し合いました。親の答えは決まっていたのですが、それでも迷いがあり、紆余曲折でしたが、希望通り地域の学校に入学しました。
付き添いと介助員について: .中学2、3年の2年間介助員がつきました。事前に親への相談や了解はまったくなしでした。1年のときも授業の途中教室から連れ出すことを度々やっていた学校側は、そのための選任の人を配置しただけのことで、介助員をつけることは学校運営上のことと親の了解など必要ないと思ったのでしょう。こんな状況ですから中身もそんなものでした。受け入れて一緒にと言う姿勢が無い学校に介助員が着いても本人にも周りの生徒にもマイナスです。あまり思い出したくない苦い体験です。
TOKOについて:いつもTOKOを送って頂きありがとうございます。年々分けようとする力はぐんぐん大きくなり巧妙になり、分けられた場で生きる人の流れも太くなり、そして分けられた場でも結構居心地よさそうに生きている。案外そんなものかもしれませんね。いつの頃からか、福祉関係の会報をすぐには開けなくなってしまった。日が経ってから開封すると、情報も古くなり、集会等も過ぎていたり。多くの情報に流されないように、こんなへそ曲がりをやったりする。未来は明るくないからこそ、今、やりたいことをやりたいようにやっている。
中学卒業後: TOKOの卒業後の進路のページ、そのとおりと思いながら読みました。
情報・連絡・交流:両方とも必要です。特に学校に通っていたころは、助けられ支えられ励みになりました。今こそお返しのときなのに、他人任せが多くなってしまいました。
(普通学級・高校卒の息子と暮らす母)
夏休みTOKOおしゃべり会 7月27日(金) 11:00〜14:00 あしすと春日部(予定)
(春日部市中央2−24−1TEL:048-762-1080FAX:048-762-1083 )
お弁当各自持参で親子でどうぞ
白倉:048-752-7351 中山:090-2202-5271 山下:048-737-1489
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