感 じたこと あ ら かると
10.14 TOKOおしゃべり会に参加して
木寅雅絵
「就学に悩んでいるようだったら、今度、おしゃべり会に参加してみる?」と声をかけていただき、幼稚園のお友達数名と参加しました。
あゆみ幼稚園にお知らせのチラシを掲示していただきたくて、園長先生にお願いした時に、「もう少し元気だったら、参加して、お話させてほしいくらいです。がんばって下さいと伝えてください」とおっしゃってくださいました。
実際、参加してみて、率直にスゴイ!と感じましたが、私にとっては難しいことと思いました。きっと、「そんなことないわよ」と一笑されそうですが、「共生と自立」、両立させるのは大変に思います。
「大変だ!大変だ!!」と言いすぎず、じっくり、ゆっくり、うちの子にあった、「共生と自立」の方法をみつけていきたいと思います。
おしゃべり会は、そういうことに気付けた、良いきっかけとなりました。
TOKOおしゃべり会10.14の感想
上原佳寿子
参加者が各自、熱〜く状況や想いを語っていたことが印象的でした。
サプライズ!は学校の先生や支援員の方のお話もうかがえたことです。
いろいろな立場の人や地域の人が集まることは、とても有意義だと思いました。それぞれ状況に違いはあっても、学校全体で子供を受け入れていく姿勢が大切なのだと痛感しました。
皆で地道に働きかけていくことの重要性を感じました。
壁を感じました
小口高寛
その節は参加させて頂き、誠にありがとうございました。私は就学前の分科会に参加させて頂きました。皆様と話をしたり、聞いて感じた事は私は身体に障がいを持つ子の親ですが、ほとんどの方は知的の障がいを持つ子の親の方たちだったので、なんだか少し壁を感じました。それはただ、身体障がいだからとか、知的障がいだからとかといったような事ではなく、母親の中に父親がひとりいただけのことだと思いますが…。
話を聞いて思った事は説得が多かったように感じた事です。「なんだ、この分科会はノーマライゼーションを唱える宗教の勧誘、またはノーマライゼーションを売る商法か?」と思いました。それともうひとつ、『健常者』とか『障がい』とかいう言葉が耳に残りました。「何?健常者の中に入れて、障がい者ということを感じたくないということ?」といった様な事も思いました。まぁ、それは地域の学校に通学させたい、又、卒業させる事のすばらしさ、地域の学校へ通う事の必要性を一生懸命伝えたいという熱意の表れも感じますが。私は地域の学校へ通う事も養護学校へ通う事もどちらも賛成です。ただ、分科会でおっしゃっていた、地域の子供たちに存在を知ってもらう事も、交流もとても大切な事だと思います。
障がいをもつ子でその子本人が地域の学校へ行きたいというなら、行かせてあげたいと思います。ただ、自分でその意思を表現する事が困難な子供たちは親が判断する事が多くなると思いますが、私は自分の子であろうと人は人の心を100%わかる事は難しいと思います。近づく事はできるとは思います。だからこそ、この様な場で様々な方たちと言葉を交えたり、いろいろな所へ出て、勉強する事は大切だと思いました。親のエゴをおしつけるのではなく、子供が、どこにいた方が今一番良いのかと言うことを客観的に感じられたらとも思いました。
最後に「学校は勉強するところで、そこに障がいを持つ子供が入ったからといって子供が変わる事を期待するのは違う」という事をおっしゃった方がいらっしゃいましたが、本当にその通りだと思いました。よく子供達の中にハンデを持った子供が交わると思いやりが育つといった様な事を聞いた理、私自身もそう思っていた面もありましたが、それは違い、学校は勉強する場で、ただ、必要なのは同じ空気を吸っているという事を思うだけでよいのかなぁ、と思いました。
これからも、会には参加したいと思いますし、これは自分自身の生涯教育でもあり、又、「親の背を見て子は育つ」と聞いた事がありますが、もし、それが本当の事ならば、自分自身も成長しなくてはと思いました。
今後とも、参加した際には宜しくお願い致します。
P.S 内容が脱線している点もありますが、御了承の程、宜しくお願いいたします。
(〒343-0002 埼玉県越谷市平方1351-4 <TEL.FAX> 048(971)1795)
10.14 TOKOおしゃべり会の感想
藤ヶ谷理江
「義務教育中」のグループに参加しました。学校の先生や支援員をやっている方の参加もあり、有意義な話し合いになったと思います。また、このグループはご両親での参加が多く、特にお父さん方がとても熱心に発言されていました。
皆さんのお話を聞いて、私自身もそうですが、普通学級であれ、特学であれ、入学してからがまた大変!ということです。“担任や支援員に丸投げ”ではなく、“学校全体で子供を見ていく”という姿勢がどの学校にもあれば、もう少し良くなるのになぁ…というのが率直な感想です。それにしても、思っていた以上に学校によって対応に差があるというか、ありすぎると思いました。そしてそれは、やはり市の姿勢が反映している、ということです。
なんだかんだと結局分けられていく障害のある子どもたち…翻弄される親たち…解決に近道はありません。だからこそ、TOKOの活動を続けましょう!広げましょう!子供たちの学校生活が、未来が、少しずつ良くなるように。