もう一年経っちゃいました
残り一挙掲載します

去年の新年アンケート回答

アンケート

1)TOKO新年号1ページで今年これから起こる変化についてお知らせしていますが、この中であなたが関心をもったことは何ですか。また、ここに出ていないことで、あなたが重要と思われることがありましたら紹介してください。
2)学校での親の付き添いと介助員、補助教員等について、あなたの体験又は意見を書いてください。
3)教育委員会や学校の就学指導に関して、あなたの体験や意見を書いてください。
4)中学校卒業後の進学や就労について、どのように考えていますか。
5)障害のある人が地域で暮らしてゆく上での生活支援、住宅、所得、介助などについて、あなたの考えや知りたいことがあったら書いてください。
6)障害のある本人や親自身が情報を伝えあい、考え合ってゆくことについて、どう考えますか。また、他地域の人や親達と連絡を取り合ったり、時には交流の場をもつことについてはどう考えますか。
7)このTOKOのニュースについて、状況が変わったため送らないでほしい方はその旨書いてください。このニュースはいまのところ山下個人の自己責任で編集・発行しています。しかし、TOKOのおしゃべり会や教委との話し合いなどの活動は、みんなで考え創りあげていきたいと思います。今年のTOKOについて、あなたのご意見をどうぞ。
8)最近うれしかったことや辛かったことなど、なんでも書いてください。

回 答 (昨年春の時点の回答です。以前の号に掲載したもの等は省いてあります。)

越谷市 Oさん

1.通常学級に通っているので、やはり支援員の配置ということにはとても関心があります。
2.入学したときから親の付き添いは一切ありません。補助の先生は週3 日来ていますが、他の子にほとんどつきっきりです。
3.教育委員会の方には普通学級に行くことについては、特別に何かいわれたということは無く、ただ「お母さんがよほどがんばらないといけませんね」と言われ、覚悟をしていましたが学校の方からは「大丈夫ですよ」といってもらい、とても安心しました。
4.その時の本人の気持ちが一番だと思っていますが、今の私の考えとしては高校に入り楽しい高校生活を送って就職できたらいいなぁと思っています。
5.自立して生活してゆくのに障害のある人が働いてもそれなり?生活できるお金を得ることはできるのか?
6.やはり本人やその親でないとわからないことがあるので、他の地域の人も含め交流し、情報交換をすることは大切なことだと思います。
7.今までは子供が小さく教委とか言ってもあまりぴんと来なかったのですが、小学校に入学し支援員のことなどに関心を持つようになりました。一人で意見を言いに行くことはなかなかできなくても、話し合いの場を作っていただき、みんなでお互いの思いを言い合えるのはとてもうれしいことです。
8.担任の先生が急病で長期のお休みになり、先生が次々と変わり、とても不安で心配になりましたが校長先生をはじめ。他の先生方からも「大丈夫です。心配いりません」「何か気づいたことがあったらどんどん言ってください」という様な言葉をかけていただき、とてもうれしく安心しました。

春日部市 Iさん

1.就職率100%の養護学校について。自力通学のできる知的障害児に限られているが、車椅子使用児の就職についても考えてほしい。
2.介助員の質について、疑問を感じたことがあった。教委は介助員を派遣するだけでなく、その人、その仕事振りにも責任を持ってほしいです。ニーズにあった介助、及び補助をしてもらいたい。
3.何分かしか面談しない、子供のことを知ろうともしない先生方に子供の将来、可能性を決めてほしくない。本当に子供にとってより良いのは何か、考えてほしい。
4.高校に進学できればベストではあるが、高校(養護)卒業後が問題で、就職し自立してほしいと思います。
6.情報というものはとても重要だと思います。交流を持つことはすばらしいと思いますが、忙しくて都合が合わないのが残念です。
8.小学校で作文と絵画で入選し、表彰してもらえた。教育長の名の入った表彰状を見て「これで教育委員会の人も私を認めてくれたかなあ?」と笑顔で言っていた。就学指導の際に言われたことが私だけでなく子供の心にも少なからず残っていたのだなあと思いました。最近車椅子ダンスを始めました。会員募集中です。

羽生市 Sさん

1.県立養護学校の話と特別支援教育支援員の話がとても気になりました。
2.校外学習(社会科見学やマラソン大会で校外へ移動があるものなど)には必ず付き添いを求められます。今現在介助員をつけて(クラス7 人に対し3 人)もらっていますが、保険の問題があるので出来ませんといわれ続けています。今年、普通級に入ったお子さんにほぼ専属のように補助教員がつきっきりで介助して週1 回の休みのときは介助員や先生を一人持っていかれる状態です。校長の一任でいいように使われて支援の必要性など無視されているように思います。
3.親をどう指導するかという一心でしか話し合いの無い姿勢にいつもほとほと嫌になっています。「学校と連携をとっています。」「協力し合ってお子さんに一番良い体制を作れるようにしています。」言葉はかけてくれるもののなかなか動いてはくれません。
4.今が精一杯でなかなか先に事が考えられません。実際に今どのように過ごされているのかお聞きしたいです。
5.4 と同じです。具体的にどのような収入を得て生活費はどれくらい、介護保険はどのくらい使っているのか。お金の流れも一緒に教えてもらいたいです。
6.同年代の障害を持つ子供の親とは話を持つ機会があるのですが、成人された方の生活はまたその親はどんな手助けをしているのか、まったく分からないので、交流しあって情報交換できる場が地域の中でできる制度があればいいなと思います。
7.TOKO ニュースではなかなか知ることのできない教育委員会との話し合いなどを見せてもらい、とても参考になります。HPのほうで見せてもらっていますので郵送して頂かなくて大丈夫です。かえって郵送代など金銭的なところ何もお支払いせずに申し訳ありません。
8.初めて「とって」と言われました。10 年この子の親をしていますが、最初は「えっ?」と耳を疑いましたが、やっぱり空耳ではなく息子の言葉でした。次はどんな言葉が出てくるか楽しみです

越谷市 Hさん

1.「障害児教育」が「特別支援教育」へと名称が変わり内容も変化しつつあること
3.コーディネーターという肩書きの“指導”が幅をきかせていて、今後ますます孤立化されてゆきそう。
5.「自立支援法」の具体的な運用
6.必要と思う
8.東京都の情報について資料を同封します

春日部市 Hさん

1.高校が増えるということ
3.地区(学区内)に特学がなく、教委にいろいろと相談した。
4.漠然と養護学校しかないのかな…と考えてます。
5.まだ将来が分かりませんが、やはり高校卒業後が気になります。
6.いいと思います
7.いつもありがとうございます。
8.娘の絵が入選し賞状を頂いたこと

千葉県長生郡 Nさん

1.障害者自立支援法
2.親の付き添い。入学〜秋まで8 ヶ月間した。付き添ったことでクラスの子供たちとの関わりなし。親が子供(自分の)見るのが当たり前とする担任で、いつも別々のお客さん扱いでした。介助員のことはよくわかりませんが、付き添わなくしたことで学校も始めて受け入れ方考えてくれました。我が家では早く付き添いをやめるべきだったと思いました。やらないことが一番だと思います。
3.何を言われても親がどうしたいのか考えをはっきりと主張することだと思います。
4.みんなと当たり前に高校にと考えます。県立高校卒業しました(2004 年)。就労もみんなの中にさせたいと考えていますが現実厳しく現在デイサービス利用中。
5.地域でともに働くことってどういうことなんでしょうか?普通のことができることなのでしょうか?できない人はどうしたらいいのでしょうか…
6.とてもよいことだと思います。そうしたいと思っています。
7.このまま送ってください。よろしくお願いします。
8.協力したいと申し入れあり。すごくうれしいことです。(子供のことで)

鴻巣市 Tさん

1.障害のある子も県立高校への話はとても関心がありますが、実際にはうちの子(S)が高校受験をする、なんて今は想像できません。ひらがなしか書けないのに、文章も読めないのに、そんなことが出来るとはとても…と高校は夢のような気がします。
2.私は付き添いはしたことはありません。入学前にそういうことはあると就学指導委員会で念押しされたが必要であるかどうかやってみなければわからない旨、話、幼稚園では付き添っていなかったのでまずは一人で学校に行かせたいと話しました。
3.去年11 月(小3のとき)も教育委員会の先生に呼ばれて話し合いをしたが、とにかく「学校へ出したら最後、知らん顔では困る。付き添いをお願いすることもある」という念押しをされただけ。担任からは今までそのようなことは言われていないのに、子供の顔もめったに見ない先生に言われるのが納得できなかった。
4.中学卒業後の進路も心配ですが、中学についてもどこにするか心配して悩んでいる。Sの行く学区の中学では介助を入れて障害児も一緒に学ぶという発想はまったく無いと思うから。
5.近辺ではどのような支援が受けられるのか、どのように生活し、就労の相談はどこにすればいいのか、知りたいことばかりです。
6.たくさんの情報、交流の場がほしいと思います。他の地域も知りたいですが、身近な人たちとの交流のもっともっとほしいと思います。
7.子供の学校生活が落ち着いてくるとおしゃべり会から少し足が遠のいて申し訳なく思います。これから高学年、中学は、その後の進路は、と今からまたみなさんのアドバイスをいただきにたくさん参加したいと思っています。
8.うれしかったこと…友達の名前が少し呼べるようになったこと。女の子の友達で帰り際に手を振って「Aちゃーん、Aちゃーん」と呼んでました。辛かったこと…友だち(男の子が主)とのかかわりの中で手が出るようでぶってしまった、突き飛ばしたなどのトラブルが続いてしまった。

三郷市 Nさん

1.障害がある子がいるから即介助員が必要とは思わない。それは先生が子供たちと考えてクラスにとってどうしたらまとまるか考えるきっかけになるからである。
2.親の付き添いは低学年の場合、自分の子供だけが手がかかるわけではないことが分かる。下校の迎えだけ担った時、子供たちが一日の様子を教えてくれるので連絡帳に書いてないことがわかって良いこともあった。
3.教育委員会にはある程度従い、でも親の考えは常に言ってきた。男親が前に出ると教育委員会もあまりしつこくなく手を引いた。
4.社会に出るのは高校を卒業してからでもいいのではないかと思う。それは学校生活でいろいろなことは経験できるからである。
5.ひとりで生活していくには1 ヶ月どのくらいで出来るのか知りたい。6.自分の住んでいるところがどれだけ住みやすいか、住みづらい所なのかわかってとてもよい。
7.私はパソコンができないのでTOKOニュースはいろいろなことがわかってとてもよいです。
8.子供が今年成人式に行って小学校時代の同級生が覚えていてくれて話をしたり写真を撮ってきたことがうれしかったです。

春日部市 ISさん

1.教育基本法の改定で「分ける教育」の条項を変えていることです。
2.教員の知人の話によると多動の傾向の児童がいる場合は補助の教員がほしいとの事です。
3.少しそれますが、わが子は小1 で普通学級に入り、担任より「どう接していいかわからない」(大変という意味で)と言われましたが、小2 の担任からは(クラスメートと)一緒にやっていけると言われ、どちらが本当かわが子の実態がわかりません。
4.望むところに進学、就職できたらよいですが、進学は学校自体が今ゆれ動いているので、むずかしい気がします。
5.所得についてはむずかしいですが、行政やNPO、高齢者ヘルパーの支援も大切ですが、近隣の人たちが関われたら一番良いと思います。
6.障害があるからこそ、助け合う場を持つことができ、健常であればそれすらも無く不幸な事件がおきていると思います。
7.あまり参加できず、すみません。TOKOのニュースは私にとってとても貴重なものなので、お手数ですが引き続き送付お願いします。
8.うれしかったことは、地味な仕事の積み重ねですが、周囲の人は自分のことを見てくれているなと思いました。辛かったことは仕事先で暴言を吐く人がおり、いつも気持ちが落ち込むことです。

越谷市 Mさん

1.「介助員」「支援員」。息子には現在「補助員」が週3 日ついています。入学時から変わらず同じ方なので、色々と話をして特別なことはしなくていいと息子のことをお願いしています。
2.親や補助員がいると、無理やりにでも周りを巻き込まないと、かかわりを持つ人は限られてしまうなぁと思いました。
3.「普通学級しか考えていない」と言うと、「ものすごく努力が必要。友達関係もあまり期待しないほうがいい。本人が何かストレスを持って具合が悪くならないか心配している。」と言われました。いろいろと心配をしてくれているんだと思い、不快には感じませんでしたが、普通学級に入れることがとても無謀なことをしているようで気持ちが不安になりました。
4.その年頃になれば息子も希望が言えるのかなぁ?と期待しますが、親としてはどんな形であれ社会とかかわりの持てる環境でありたいと思います。親の意見を尊重してもらい、普通学級に入学した息子ですが、いろいろと問題を抱えながらも順調に過ごしているので良かったと思っています。
5.今までいただいたTOKOの会報やお話会での皆さんの体験や情報から少しずつ知ることができましたが、息子が将来どんな支援を必要とするのかまだ良くわからないでいます。
6.いろいろな家族会に参加していますが、それぞれ必要ですし、とても助かっています。
7.いつもTOKOでは、今の障害児・者の置かれている状況を知ることができます。ありがとうございます。今後もできるだけおしゃべり会などに参加していろいろと勉強していきたいと思います。
8.息子のWは現在小学校1 年生。入学から週3 日の補助員といない2 日は親がついてきました。昨年11 月より私が2 人目を妊娠したため、付き添いができなくなり、今は登下校時のみついています。今まで補助と親でフォローしていたことがまるっきりなくなると、初日に担任から「今まですべてお任せしていたのでてんてこまいの1 日でした」と連絡帳に書いてありました。保護者会でも不安の声が出るなどしましたが、担任が補助のいない日は今は1 人で32 人を見ているが、ボランティアや補助をふやすことを要請していると説明して納得させていました。実際2 年生からは補助が週5 日つく話があるようです。私も複雑な気持ちですが、落ちつくまではそれでも仕方が無いかなと思っています。

越谷市 SYさん

1.おかしいですね。また分けるわけですね。ともに学びともに育ちませんね。
2.補助教員の方には2 名ついていただきましたが、指導の仕方が違うので子供が大変でした。
3.この子のためと教育委員会は言います。
4.高校へは行かないと言っているので本人に任せます。
5.中途半端な子供が一番大変だと思います。
6.それはいいことですね。

春日部市 IDさん

1.来年県立高校3 校に養護学校高等部分校ができること
4.高校に進学させたい。
6.障害者だけが集まった集会に参加するとなんとなく悲しい。
7.いつも情報提供してくださってありがとうございます。