NPO法人ちばMDエコネット(HPより)
1980年代から、障害のある子とない子が地域の普通学級で共に学ぶ教育を求めてきました。小中学校を普通学級で共に学び、高校にも行きたいと願って運動を続けました。高校入試はとりわけ知的障害のある子にとって厚い壁でしたが、少しずつ門が開かれてきました。そして、高校卒業後の道を模索する中でグラウンドワークを知りました。
最初は駅周辺のゴミ拾い散歩から始めましたが、その後、1998 年から船橋市の委託を受けて公園清掃を行っています。現在は、毎月第2・第4 土曜日に船橋市馬込児童遊園の清掃をしています。
1999年に船橋市内の遊休地で日本グラウンドワーク協会のモデル事業として「障害者と共に創るコミュニティガーデン」事業を開始しました。千葉工業大学建築学科鎌田研究室、行政、地元自治会、企業の協力などを得て、荒れた土地はみどり溢れる農園になり、「友幸(ゆうこう)農園」と名付けました。2003 年からはブルーベリーなどのベリー類の栽培に力を入れ、現在では地域のパン屋さんやケーキ屋さんに卸すようになり、連携ができてきています。
知的障害のある5人の若者の高校生活と友幸農園をつくる歩みをテーマに、2000年にドキュメンタリー映画を製作しました。北海道から九州まで全国約90箇所で上映され、障害のある若者が学校や地域でみなと共に生きる姿が共感を呼びました。ビデオ化して販売もしています
2002年に船橋駅近くの商店街にコミュニティカフェ〈ひなたぼっこ〉を開きました。障害のある人とない人が共に働き、新たな出発の足場になること、市民活動の拠点になることを目的として千葉県のNPO 活動提案募集事業に応募し、6ケ月間は委託事業として運営しました。その後、自主運営を続けています。
会には、これまでに障害のある人とその家族からの相談がずっと寄せられていました。その課題を解決するには、私たちの力だけでなく行政や関係機関との連携が必要とされることもたくさんありました
そこで、平成16年度に千葉県が新しく作った県とNPOとの協働事業提案制度に「ノーマライゼーション相談事業」を提案したのです。そして提案が採択され、個別相談を行うと共に年6回のセミナーとフォーラムを開催することができました。平成17年度には「次世代育成支援を展望するノーマライゼーション相談事業」として個別相談を継続するとともに、次世代育成をテーマに3回のセミナーとフォーラムを開催し、研修プログラムも作成しました。平成18年度は「ノーマライゼーション相談事業」を自主運営し、特別支援教育をテーマに年6 回の研修を実施しました。平成19年度は、千葉県との協働事業として、発達につまずきのある子、障害のある子の学校生活をサポートする「ノーマライゼーション学校支援事業」を行っています。
■ 代表の山田晴子さんを招き事前研修会:
9月9日(木)13:30〜 越谷市中央市民会館5階会議室■ 現地見学・交流訪問デイツアー(定員15人):
10月4日(月)9:00頃 車3台に分乗して出発主催:NPO法人障害者の職場参加をすすめる会(代表・鈴木操)
問合せ: 世一緒(よいしょ)
048-964-1819 shokuba@deluxe.ocn.ne.jp参加費:無料